犬小屋日記

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2006年 12月 28日 ( 1 )


たまにはこんなネタでも書いてみますかね

久しぶりの更新です。
最近気になってるニュースがあって、自分の思考の整理のために書いてみます。

気になってるニュースは「ホワイトカラー・エグゼンプション」のこと。
IT Mediaのニュースでは、以下のように解説されてました。
「 ホワイトカラー・エグゼンプションは、労働時間という概念をなくし、純粋に成果に応じて、賃金を支払う仕組み。対象となる社員は、労基法で定められた「1日8時間・週40時間」の法定労働時間を超えても、残業代はいっさい支払われなくなくなる。

 成果主義の賃金体系が広がるなか、日本経団連を中心とした経済界が、「いわゆるホワイトカラー(事務職)の仕事の成果は、労働時間では計れない」として導入を要望。厚労相の諮問機関である労働政策審議会の労働条件部会が、是非を検討してきた。

 最大の焦点は、制度が適用される労働者の条件。厚労省が部会に提示した報告書案では、(1)労働時間では成果を適切に評価できない業務(2)権限と責任を相当程度伴う地位(3)仕事の進め方や時間配分に関して上司から指示されない(4)年収が相当程度高い──の4条件を満たす労働者に限定するとしている。

 また、長時間労働の助長を防ぐため、「週2日以上の休日確保」や「健康・福祉確保措置の実施」などの条件も明記している。」


僕が個人的に気になってるのが、
1.自分の勤務する会社でも採用されている「裁量労働制」との関係
2.ホワイトカラーと定義される職種
3.厚労省が主張する「自由度の高い働き方にふさわしい制度」なのかどうか

の3点。

1.はWikipediaに早速解説がありました。
Wikipesia -「ホワイトカラーエグゼンプション」-
導入不要の主張として
「変形労働時間制、フレックスタイム、専門業務・企画業務に関する裁量労働制がすでに存在する」
とあり、やはり関連性はあるようだ。

これに対する肯定側の主張は
「* フレックスタイムは、柔軟な運用が1か月の範囲内に限られる。
* 変形労働時間制は、労働者側の裁量で労働時間を弾力的に運用できる制度ではない。
* 裁量労働制は、対象業務の範囲が限られており、導入の要件が厳格に過ぎる。また、あくまでみなし労働時間制であり、労働時間そのものの制限適用除外ではない。」

え?フレックスタイムは「1か月の範囲内に限られる」なんて初めて知ったよ。
なんてことはど~でもよくて、やっぱり労働時間そのものの制限をとっぱらいたいってわけね。


2.はアメリカでの例として(1)管理職(2)運営職(プロジェクト・リーダーなど)(3)専門職(教師や法律家)の3つの職種とされている。
僕らのようなシステムエンジニアはおそらく専門職に分類されて、その他の基準を満たす人は該当するんだろうなぁ。
でもSEって本当にホワイトカラーか?
24時間戦えますか!?(古い...)って完全に肉体労働なんじゃ...。


でもって最後の3.

まぁ、個人的にはこれが一番の関心事。

労働者の生産性を高めることが企業にとっての死活問題であることは認めよう。
認めるけれど、生産性を高めた社員が15時で仕事を切り上げることが本当に許される社会になるの?
今までの業務が15時で終わったんなら、そのペースで今までと同じ労働時間だけ仕事することになるのは目に見えたこと。

導入する企業にとってはそれが狙いだから、当たっているといえばあたってる。

でも今すでに裁量労働制という制度の下でこの半年間ほぼ毎日タクシー帰りをしているSEは、自分の生産性を高めて15時に帰れるんだとしたらとっくにやってます。
今までの仕事が15時に終わったとしても、そこには自分のやるべき仕事が山積みされているので帰れないのさ。もちろん今までの仕事が15時に終わるなんてことはない。

フレックス制度や裁量労働制のおかげで、30分程度の遅刻が許されるようになったり、在宅勤務が認められたりってことはあるにせよ、決して「自由度の高い働き方」なんてできてない。

この制度をまず適用すべきなのは、ダラダラと長時間働いている社員が多い職場(職種)なんじゃないのか?
そうした社員の仕事の効率を高めたいなら、いわゆる「成果主義」制度を導入するだけじゃダメなのか?
「同じ成果でも時間をかけて残業してやった方が賃金が高くなる」という不満に対しても、Aさんが10時間かけてやった仕事を、Bさんは5時間で片付けて、さらにもう一つ別の仕事も片付けました!といったら、Bさんの方が評価が高くなり、Aさんの残業代よりもBさんの成果に対する評価を高く設定してあげればいいだけなんじゃないの?


ホワイトカラーかどうかは別として、僕には代議士や公務員にこそ、この制度を適用してほしいと思うのだが...。

議会の開会中にうたた寝してる議員さんには成果に応じた評価・処遇をしてほしいし、時間になったら窓口をしめちゃうお役所の方には、限られたサービス提供時間の中でもっと業務を効率化してもらうか、労働時間の枠を外して夜の22時まで窓口を開けといてほしいのさ。

ん?なんだか違う方向に向いてきたぞ。


「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入に際しては、業務の効率化ができるうえに従業員への残業代も圧縮できるなんて、企業にとって有利な面ばかりが見えてきて、適用される従業員側のメリットとしてあげられている「高い成果には高い評価を」なんて、すでに成果主義の名の下に実現されてるんだから、労働時間の規制がなくなることに対するメリットなんて、僕には何一つ見出せないわけなのです。
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by furuyan_jp | 2006-12-28 20:47 | Life